皆様こんにちは。ひつじ1号の中島です。
2020年4月下旬に米キヤノン社が公開したソフト「EOS Webcam Utility Beta」を使うと、一眼レフカメラを高画質のWebカメラとして利用できると聞いて、早速試してみました。インストールの模様と実際の画像をご紹介したいと思います。
なお、当ソフトキヤノン製品での使用が前提であること、日本での公式サポートがないこと、Windows10のみでの動作する、などの点で注意が必要です。もし他メーカーやOSで一眼レフを使用したい場合は、キャプチャーボードを使ってパソコンに取り込む方法がありますので、詳しくはネットで検索してみて下さい。
さて、まずは米キヤノンのダウンロードサイトにアクセスします。”GET BETA SOFTWARE”と四角く囲まれた部分をクリックします。

GET BETA SOFTWAREをクリックする。
EOS Webcam Utility Beta の画面が表示されたら、注意書きをよく読んで、対象となるカメラを選択します。今回はひつじ1号は海外名「EOS Rebel T6i 」で試してみます。(デジタル一眼レフカメラ・ミラーレスカメラ】海外機種一覧 をご参照下さい。)

使用する機材向けのソフトウェアダウンロード画面が開くので、「EOS Webcam Utility Beta X.X.X for Windows」(X.X.Xはバージョン名)を選択して、DOWNLOADボタンをクリックする。ZIP形式のダウンロードされるので、中にあるインストーラを実行する。

インストーラでは Next> ボタンを押していく。インストールが完了すると「Installation Compete」が表示されるので、Close を押して終了する。

それでは早速Zoomを立ち上げてみましょう。「ビデオの停止」ボタンの横のヤジルシをクリックして、カメラを選択のリスト上に「EOS Webcam Utility Beta」が表示されていたら動作していることになります。

これで一眼レフカメラが映した映像をzoomで使うことが出来ます。当たり前ですが明らかに鮮明に映るようになりました。心なしか気分も良いですね。今回は標準の望遠レンズで撮影していますが、単焦点や広角レンズなどを使うと、映りも変わってきます。レンズをうまく調整して、背景だけボヤかすこともできますね。

それから今回zoomで試してみましたが、もちろんCisco Webex TeamsやMicrosoft Teamsでも使用可能です。
仮想背景のためのグリーンスクリーンなどを用意される方も増えてきました。また、LEDビデオライトなど照明を追加すると、より美しく撮影することが出来ます。少し工夫をしてみると楽しめるかも知れません。でも映像がはっきりしてしまう分、身だしなみにはくれぐれもお気をつけ頂ければと存じます。
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